2009年9月27日日曜日

太るサイクル・痩せるサイクル(その11)

 タレントの高木ブーさんが「食べ残しダイエット」を
半年続けて10キロ痩せた。

 ブログによると「お酒は飲んでも乾杯の一杯のみ。
ご飯茶碗は子供用のものを使いました。食べ残し
をするうちに、胃も小さくなったようで、すぐにお腹が
いっぱいになりました。おかずは3分の2位食べ、そ
の代わり野菜は沢山食べます」

 ようするに食事制限ダイエットで、10キロ痩せたと
いっても体重は78キロとまだ太っている状態。これ
で効果があったとするのは大きな間違い。

 食べることにしか注目していないので、根本的な
解決にはならない。

 食事を減らすダイエットで挫折やリバウンドした人
はいくらでもいる。

 食べた物を少量でも身体にためている以上、いず
れ太ることになる。

 食べた直後はお腹がいっぱいで、身体が重くなっ
た感じがするが、しばらくすると、食べた物が消えた
ような感覚になり、お腹もすいてくる。しかし、お腹に
は確実に食べた物が残っている。

 この錯覚に気づかなければ、排便の重要性が分か
らず、いつまでもつまらないダイエットに振り回されて
しまう。

 なお、高木ブーさんは食べ残した物は捨ててはいな
い。

高木ブー公式ブログ
http://blog.livedoor.jp/boo_takagi/archives/51331584.html

2009年9月19日土曜日

太るサイクル・痩せるサイクル(その10)

 消費者庁が許認可する特定保健用食品になって
いる花王の「エコナ」は発がん性物質に変化する可
能性がある成分が他の製品より多く含まれているこ
とが分かり、関連製品を販売自粛・出荷停止した。

 どんなに安全といわれる食べ物にも、こうした健康
を害する成分や残留農薬などが必ず微量に含まれ
る。

 もし長い間、排便しなければ当然、それらを体内
に吸収し、蓄積していく。これがいずれ病気の原因
となる。

 排便の習慣はこうしたリスクを最小限にくいとめる
ことができる。

2009年9月11日金曜日

太るサイクル・痩せるサイクル(その9)

Narinari.comというサイトに「結婚に向けて20キロ痩せ
た女性が死亡…」という記事が載った。

その抜粋
「クロウさんは体重110キロと大柄だったため、『太っ
た花嫁』になりたくないとダイエットを決心、英国で
人気の『ライターライフダイエット』を取り入れること
にした。このダイエットは、ライターライフ社で毎週
開かれるグループミーティングに参加し、その人に
合ったダイエット方針を決め、スープやシェイク、ス
ナックバーを計画通りに食べるという方法。(中略)
栄養が計算された低カロリーの食品を食べるだけ
というこのダイエット。(中略)クロウさんの体型は
身長が約175センチ、体重は約110キロ。BMI指数
は37だった伝えられており、ライターライフ社の指
導通り、1日4つの食事パックのみを摂取していた。
ダイエットは11週間に渡って続けられ、110キロあっ
た体重は約20キロダウン、BMI指数も32まで下がっ
たという。しかし、昨年6月、自宅にいたクロウさん
は突然不整脈を起こして倒れ、一緒に住んでいた
婚約者に発見されたが、そのまま帰らぬ人となっ
てしまった。(中略)デイリー・メール紙によると2006
年1月、このダイエットに取り組んでいた25歳の女
性は、半年で約63キロの減量をしたのちに、やは
り不整脈を起こしてこの世を去っている。また、昨
年12月には、『ライターライフダイエット』に取り組
んでいた40歳の女性が、指導に従って2時間で4リッ
トルの水を飲んだところ、脳の腫れを引き起こして
亡くなった事故が明るみになった」

こうしたダイエットは特に珍しくはなく、カロリーが
新興宗教のように信仰されている。

体重が約110キロで11週間で約20キロダウンした
といっても90キロは太った状態だ。

生活を急激に変化させ、無理を続ければ体調が
おかしくなるのは当たり前で、これが太るサイクル
の典型例だ。

痩せるサイクルでは食事を変えるのではなく、排
便に注目する。

入れることより出すことが重要だ。

参考記事

「結婚に向けて20キロ痩せた女性が死亡…」
Narinari.com
http://www.narinari.com/Nd/20090912276.html

2009年9月10日木曜日

太るサイクル・痩せるサイクル(その8)

よく脂肪燃焼効果をアピールする商品を見かけるが、
これはまったくのウソ。

イメージとしてはロウソクのロウが溶けて無くなった
り、自動車がガソリンを燃焼して動くのと同じように
感じるが、これらはロウやガソリンが決まった量しか
ない。

人の場合、常に食事をして燃料を注ぎたしているよ
うなもの。

どんなにカロリーが低くても排便しなければ、身体に
ついた脂肪よりも食べた物からエネルギーに変えて
いく。

いくら脂肪燃焼効果があっても無意味だ。

ほとんどのダイエット食品はこうした疑わしい表現で
医学博士などのコメントを利用して効果の無いものを
販売している。

2009年9月8日火曜日

太るサイクル・痩せるサイクル(その7)

今、企業ではメタボ対策として運動する時間をとって
いるところもあるが、そんな時間があるのならトイレに
行きやすい環境を整えるほうがいい。

運動するより短時間で、気分転換にもなるため集中
力がアップする。

厚生労働省もかけ声だけで、なんの効果的な対策も
提供できていない。もっと企業の劣悪なトイレ環境を
指導するべきだ。

2009年9月7日月曜日

太るサイクル・痩せるサイクル(その6)

太っている人は食べることや運動に気をとられ、排
便の習慣が大切なことが分からず、逆のことをして
いる。

オシャレでダイエットをしている限り、浪費するだけ
で痩せることはない。

そもそもお腹にウンチをためていて、オシャレなわけ
がない。

排便するためには食事をちゃんと食べなければいけ
ない。

少ししか食べないと食べた物を押し出す力が弱く、
便秘になりやすい。

いくら食べてもトイレに行くと出ないことがある。それ
をすべて消化吸収したと錯覚してしまう。

お腹の中には食べた物が確実にたまっている。

最初に出す量は少なくてもいいからがんばって出す。

すると次は便痛があるので、排便しやすくなる。

トイレにいる時間は5分程度、長くても10分ぐらいで
出るようにするのが理想。そのためには1度ですべ
てを出そうと思わないこと。

お腹に少し残っている感じがするぐらいが、次に排
便する時に楽に出しやすくなる。

2009年9月6日日曜日

太るサイクル・痩せるサイクル(その5)

体重の中には食べた物も含まれている。

食べた物は消化吸収されてすべて消えてなくなるわ
けではなく、1キロ、2キロは身体にたまっている。
(便秘ならもっとたまっている)

太っている人はこのことがまったく理解できていない。
その上、排便が圧倒的に少ない。

一度で出る排便の量は全体の3分の1程度に過ぎな
い。

トイレに長くいて全部出そうとするよりも、少しでも排
便したらすぐに出て、2度、3度に分けて排便すると
効率よくすべてを排便できる。

学校や会社に行っているとトイレに行きづらい。これ
が太る最大の原因だ。

2009年9月5日土曜日

太るサイクル・痩せるサイクル(その4)

大食いタレントのギャル曽根はなぜ太らないのか?

大食いができるようになったのは子供の時からの習
慣で特異体質ではない。

大食いすると胃液は飽和状態となり、消化できなくな
る。

そのうえギャル曽根は胃からすぐに腸に食べた物が
移動するため、吸収しにくい。

そして1日に何度も排便するため身体に残らない。

これが痩せの大食いの正体で、太る人は逆に小食に
して食べた物が効率よく消化吸収しやすいようにして
いる。

そのうえ、小食だと排便しにくいので、便秘になったり
排便の回数が少ない。

2009年9月4日金曜日

太るサイクル・痩せるサイクル(その3)

運動は痩せてからしたほうがいい。

太って脂肪がついている身体にはいい筋肉がつか
ない。そのうえ痩せにくくなる。

ダイエット用の運動は「それができるぐらいなら痩せ
てる」というものが多い。

痩せた人はすべてが運動好きではないし、どちらか
といえば運動音痴が多い。(運動している人は筋肉
がついているから体格は大きく見える)

ただし、骨が弱くならないようにカルシウムとビタミン
の豊富な食べ物を食べるようにしたほうがいい。

2009年9月3日木曜日

太るサイクル・痩せるサイクル(その2)

カロリーを気にしているかぎり、絶対に痩せない。

カロリーの数値じたい正確なものとはいえないし、
食べた物をすべて消化することはできない。

仮に100カロリーの物を食べても消化吸収するの
はその60パーセントかもしれないし40パーセント
かもしれない。(食べ物によって違う)

だから食べる前のカロリー計算は無意味。

問題は長い間、排便せず腸の中に食べた物があ
れば次第に腐っていきそれを吸収してしまう。これ
が肥満や病気のもとになる。

2009年9月2日水曜日

太るサイクル・痩せるサイクル(その1)

痩せている人はダイエットはしない。

太っている人はダイエットをするからリバウンドする。

痩せるのはダイエットではなく習慣。

太るのは体質や遺伝などではなく「痩せるサイクル」
になっていないから。