2012年7月7日土曜日

北方領土、尖閣、北朝鮮拉致、沖縄米軍基地の問題を同時に解決する提案

_最近、ロシアは北方領土を積極的に開発し始めている。
 このままでは、仮に日本に返還されるとしても莫大な返還金を
要求してくるだろう。
 尖閣は、東京都が地主から買い取ることを決めたが、外交的に
はなんの意味もなく、中国を激怒させるだけで、将来、日本は必
ず窮地に追い込まれる。(オリンピックを誘致しようとする東京
都が争いを助長するモウロク都知事の馬鹿さかげんには呆れる)
 以上の二つは、いつまでももめていればロシアや中国の有利に
しかならない。
 北朝鮮の拉致問題は無策で、日本政府は解決する気すらないよ
うにみえる。
 沖縄の米軍基地にいたっては、日本政府はアメリカの奴隷のよ
うだ。
 どうも日本は、アジアの諸国と対立することで、アメリカのご
機嫌をとり、国民を欺き、政府の存在価値をアピールできると本
気で思っているようだ。

 幼稚な戦略で、まったく馬鹿げている。

 これらの問題を同時に解決するには、アジアの安定を最優先に
考えることだ。
 北方領土、尖閣はロシア、中国の領有権を認めて、誰のものか
を確定する。そのかわり、日本の元島民はそれぞれの国の国籍を
特別にとれるようにして島に住むことも可能にする。(日本との
二重国籍も認める)
 そして、ロシア、中国には北朝鮮の拉致問題の解決に協力して
もらう。そのために日本は、北朝鮮との国交正常化を優先して進
める。
 北朝鮮との国交が正常化されれば、拉致被害者をかこっておく
意味がなくなり、かつて、豊臣秀吉の朝鮮出兵で拉致した朝鮮人
を江戸時代に返還して朝鮮通信使が来日したように関係を良好に
することができる。

 こうしてアジアが安定すれば、日本にある米軍基地の存在意義
はなくなり、すべてを退去させることができる。そのかわり、も
し日本が、軍備増強して軍事大国になろうとしたり、仮にどこか
の国が日本を侵略した場合は、アメリカにちゅうちょせず核攻撃
をすることを認めておけば、誰も日本に手出しができなくなる。

 これで日本は、軍事費を大幅に減らすことができ、アジアとい
う巨大な市場を獲得して、アメリカとアジアをつなぐ架け橋にな
れる。
 領有権をロシアと中国に認めた北方領土と尖閣も、両国との緊
密な友好関係が続けば、いずれ購入できる可能性もある。